ご飯を炊くときやお米を購入する際に、「何合炊けばいいのか?」や
「何キロのお米を買えば足りるのか?」と悩むことはありませんか?
この記事では、お米5キロが何合に相当するのか、そして何食分になるのかを詳しく解説しています。
お米5kgは何合分?10kgの場合は?
新鮮な状態でお米を美味しく食べるには、精米後1カ月以内に使い切れる量を購入し、密封した状態で冷蔵庫や冷暗所に保存することが理想的です。
スーパーでは5キロや10キロ入りの袋が一般的に販売されていますが、家族が少ない場合やご飯の消費量が少ない家庭では、2キロ入りの袋を選ぶこともあるでしょう。
お米屋さんでは昔ながらの30キロ入りの紙袋があり、コンビニには300g入りの小袋も見かけます。
あなたは,お米はどのサイズを購入していますか?
現在購入しているお米の量は、あなたの消費量に合っているでしょうか?
今回は、よく見かける5キロのお米を例に取り、どれくらいの合数になるのか、茶碗何杯分に相当するのか、そして何日分になるのかを考察してみました。
まず、お米5キロは何合分になるのでしょうか。
答えを最初にお伝えすると、
お米(精白米)5kgは約33.3合に相当します。
炊飯の際には、お米や水を「合」で計量することが多いですが、「合」は重さではなく容量を示す単位で、1合は約180ccです。
そして,お米1合は約150g(無洗米は約158gです)なので、
5kg(5000g)÷150g=33.33合(無洗米:5kg(5000g)÷158g=31.64合)となります。
そうすると,1日1合を消費する家庭では、5キロのお米は約1カ月と3日分に相当します。
同じ計算方法で考えると、
10kg(10000g)÷150g=66.66合(無洗米:10kg(10000g)÷158g=63.29合)
2kg(2000g)÷150g=13.33合(無洗米:2kg(2000g)÷158g=12.66合)
1日1合を消費する家庭では、10キロのお米は約2カ月と6日分に,2kgのお米だと2週間弱に相当することなります。
お米5kgは何食分になる?
さて、毎日の食卓に欠かせないお米ですが、その重さについてはあまり意識していないかもしれません。
一般的に、1合の米を炊くと,ご飯の重さは約330gになります。
米1合(=150g)を炊くと約330gのご飯が炊きあがるので、約2.2倍の重さになるわけです。
そのため、1合で約330g、1キロで約2200gのご飯が炊きあがります。
そして,米5kgを炊くと
5kg×2.2=11kgで、
約11kgのご飯ができます。
次のように考えることもできます。
- 1合:茶碗小盛なら3杯分、中盛なら2杯と少し、大盛なら1杯と半分弱
- 1キロ:茶碗小盛なら22杯分、中盛なら14杯と半分、大盛なら9杯弱
あとは1食に食べる量を基に何食分になるかを計算できます。
ご飯の量については大体下のようになります。
- 茶碗小盛・・・100g
- 茶碗中盛・・・150g
- 茶碗大盛~丼・・・250g
- コンビニおにぎり・・・100g
- お弁当のごはん・・・200g
- パックごはん・・・200g
1回に食べる量を茶碗小盛の100gとすると、
11kg(11000g)÷100g=110食分
1回に食べる量を茶碗中盛の150gとすると、
11kg(11000g)÷150g=73食分
1回に食べる量を茶碗大盛の250gとすると、
11kg(11000g)÷250g=44食分となります。
ここでは,1回に食べる量を180gとして考えてみましょう。
すると,
11kg(11000g)÷180g=61食分となり、
お米5kgは約61食分に相当します。
でも61食分と言われても、実感がわかないですよね?
そこで、家族構成や1日に何回ご飯を食べるかによってお米5kgが何日分になるかを以下の表にまとめましたので、参考にしてください。
1食/日 | 2食/日 | 3食/日 | |
1人暮らし | 61日分 | 30日分 | 20日分 |
2人家族 | 30日分 | 15日分 | 10日分 |
3人家族 | 20日分 | 10日分 | 6日分 |
4人家族 | 15日分 | 7日分 | 5日分 |
5人家族 | 12日分 | 6日分 | 4日分 |
※端数は省略しています。
何合炊けばいいかわからない時の目安
「ご飯炊いておいて」と頼まれたものの、何合炊けばいいか悩んだことはありませんか?
そんな時は、下の表を参考にしてください。
ここでは、ご飯1杯を約180gとして、何杯分になるかを大まかに計算しています。
性別や年代により食べる量が異なるので、その点も考慮して参考にしてください。
合数 | 炊きあがるご飯の重さ | 杯数 |
1合 | 330g | 約2杯(165g×2杯) |
2合 | 660g | 約4杯(165g×4杯) |
3合 | 990g | 約6杯(165g×6杯) |
4合 | 1320g | 約7杯(188g×7杯) |
5合 | 1650g | 約9杯(183g×9杯) |
ちなみに我が家では「2.5合」のような中途半端な量を炊くこともあります。
お米は計量カップですりきり1杯で正確に測り、水の量もきっちり守って炊くのが「おいしいお米の炊き方」とされていますが、私は元々適当に量るので気にしません。
少々アバウトでも、おいしく炊けるのは、おいしいお米と優秀な炊飯器のおかげですね。
まとめ
要約すると、お米5キロは約33合に相当します。
1食を180gと仮定すると、約61食分となります。
5キロのお米は一人暮らしの方にはやや多めかもしれませんが、3人家族だとすぐに消費してしまう量です。
日本では、食料自給率がカロリーベースで約38%と低い中、お米はほぼ100%の自給率を誇り、たくさんの銘柄が揃っています。
これにより、好みに応じてお米を選びやすいという利点があります。
新しい銘柄のお米を試してみたいと思ったときでも、お茶碗何杯分になるのか、何日分持つのかがわかれば、どれくらいの量を買えばいいのか判断しやすくなります。
ぜひこの情報を参考にしてみてください。
また,お米をどのくらい買うべきか悩んだ際にも、この情報を参考にしてください。
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